徒然。

理想と現実と

春風と通過列車

1.朝

昨日の夜、急に今日の朝のシフトを入れられた。そもそもバイト先に行くのに1:30かかるから早起きしなきゃいけないしもうしんどすぎてめちゃくちゃ渋々引き受けた。

 

結果、寝坊した。7:45に家を出て7:54の電車に乗って9:14に国分寺駅に着く予定だったのに、7:45に目が覚めた。さすがに焦ってとりあえず電車の時間を1番に調べたらどうやら8:13に電車に乗っても9:20に着くらしい(授業は9:40から)。

せっかちバンザイ。せっかちな性格とギリギリまで寝てたい性格が同居して調和しているので自分がいないと困るレベルの用事に寝坊したことはない。

ついでに家を出てすぐ忘れ物に気付いて取りに帰ったら家の鍵が開けっ放しだった。こういうのも「虫の知らせ」なのかな。

武蔵野線で降りる時筆箱落としたんだけど親切な人が拾ってくれた。

それに今日の生徒めちゃくちゃ素直で可愛いし(いやうちの生徒達はみんな素直で可愛いけど)育て甲斐がありそうな子だったから育てることにした。まだレギュラーのシフト決まってないけど。

 

 

2.お昼時

指導終わりにお腹すいたなぁ日高屋行くかなぁって思いながらカバンの中をまさぐって、お財布を忘れたことに気づいた。同じカバン使ってるのになんで忘れたのかわからない。定期にも50円しか入っていないし。(日高屋入る前にいつもは確認なんてしないのに珍しく確認しようと思ったのも勘が働くよなぁって)

 

国分寺駅南口では右翼が国旗持ちながら演説してた。「外国人の生活保護支給停止せよ」的な旗も持ってたな。日本人には今余裕がないんだなって感じた。なんで自分の生活を向上させて欲しいじゃなくて人にも我慢してほしいって主張が出てくるんだろうね。わからない。

 

で、まぁ演説は素通りして、仕方ないから夜まで何も食べないっていうのを覚悟して大学の図書館に向かったんだけど、今日って春分の日なんだってね。東門閉まってるの見てちょっと悪い予感がしたんだけど、案の定しまってた。絶望。わざわざ国分寺駅からムサコまで電車で行ってそこからチャリで学校に行ってまたムサコに帰ってくる時間と労力と風に吹かれて砂がつきまくる前の髪の毛を返して欲しい。

でもこれで家に帰って財布を持てば15:00頃にはご飯にありつけると思えば幸運。

 

 

3.帰宅後

なんか線路に付着物があるとかで京浜東北線が駅に着く直前くらいで止まって5分くらいずっと「まもなく電車が来る」状態だった。無事座れたし前に立ってた家族連れの幼女が可愛すぎて死にそうだった。

野田線では気付いたら寝てたけど、最寄り駅に着いた瞬間にぴゃっと目が覚めた。幸運。

家には弟がいて、私はテンションが高かったから珍しく弟に「ねー昼ごはん食べた?」って聞いたらニンテンドースイッチいじりながら「食った」って返事された。クソ野郎。

 

そんなわけで1人で五右衛門に来て大好きなペペロンチーノと期間限定の抹茶ティラミスとアイスティのストレートを頼んだ。心の満たされ方が半端ない。

五右衛門、ゴエモンって読むけど、うちのゼミではゴウエモンって読まないと訂正されるなぁってぼんやり考えながらご飯を待ってた。

流れるBGMがジャズスタンダードばっかりで、1人で音源当てゲームしてた。気持ち悪い。でも松乃家の曲選の方が好きかな。同じバップでも五右衛門はブレイキーとかマイルスとかそういう有名な感じで、松乃家はカーティスとかジャッキーマクリーンとかフランクウェスとか、そっち系(ざっくり)

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グラスに結露がつく季節になったんだね。

 

五右衛門から帰る時、長くて広い道路を真っ直ぐ行けば家に着くんだけど、その先に見える踏切にちょうど通過列車が通って、そのタイミングに合わせるかのように春風が吹いて、ああ、今日の春風は通過列車が通る時の風とよく似てるなって思った。

 

今日も一日、私は幸せ。